Windows Update実施のお願い・更新プログラム(4月)

Windows Update(Microsoft Update)概要

Windows Update(Microsoft Update)はセキュリティにおいてウイルス対策と並ぶ重要な項目であり、ソフトウエア(OS、Webブラウザ、メールソフトなど)の問題点(欠陥・脆弱性)を狙った攻撃からPCを守るために必要なことです。

(Microsoft Updateでは、Windows Update で取得できるすべての更新プログラムに加え、Office および その他の Microsoft アプリケーションを対象とする優先度の高い更新プログラムを入手することが可能)

どんなにしっかりウイルス対策を実施していてもWindows Updateを怠ると PCに脆弱性が生まれ、 第三者に攻撃されたり、場合によってはお使いのPCが踏み台にされ、無意識のうちに加害者にされる恐れもあるため、Windows Update(Microsoft Update)は定期的に実施して下さい。

セキュリティ情報はマイクロソフトの方針により、緊急を要するセキュリティ・ホールに対するパ ッチ(脆弱性を補完するための修正ファイル)を除き、通常毎月第 2 火曜日の翌日にリリース されます。

定期的にWindows Updateの実施をおこなうとともに、『月例 Windows Update の日』毎月 第 2 火曜日の翌日には、 必ず実施するようお願いします。

セキュリティ更新プログラム   2016年4月 緊急:6件 重要:7件 警告:0件 注意:0件

  • 緊急
    • MS16-037 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3148531)
    • MS16-038 Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3148532)
    • MS16-039 Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム (3148522)
    • MS16-040 Microsoft XML コア サービス用のセキュリティ更新プログラム (3148541)
    • MS16-042 Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム (3148775)
    • MS16-050 Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム (3154132)
  • 重要
    • MS16-041 .NET Framework 用のセキュリティ更新プログラム (3148789)
    • MS16-044 Windows OLE 用のセキュリティ更新プログラム (3146706)
    • MS16-045 Windows Hyper-V 用のセキュリティ更新プログラム (3143118)
    • MS16-046 セカンダリ ログオン用のセキュリティ更新プログラム (3148538)
    • MS16-047 SAM および LSAD リモート プロトコル用のセキュリティ更新プログラム (3148527)
    • MS16-048 CSRSS 用のセキュリティ更新プログラム (3148528)
    • MS16-049 HTTP.sys 用のセキュリティ更新プログラム (3148795)

Microsoft Updateの方法

 

WindowsUpdateによる不具合について

2016年4月のWindowsUpdateを適用すると、Office系のアプリケーションやInternetExplorerなどが起動しなくなる事象が発生しているようです。不具合の原因は「KB3146706」であるという報告が見受けられますので、WindowsUpdate時にはお気を付けください。

WindowsUpdate後に不具合が見受けられた場合、「KB3146706」をアンインストールすることにより解消されるようです。不具合が発生している場合はお試しください。

Windows7の場合、以下の手順で更新プログラム「KB3146706」をアンインストールできます。

  1. スタートボタンからコントロールパネルを選択します。
  2. コントロールパネルで、「プログラム」の「プログラムのアンインストール」を選択します。
  3. 該当の更新プログラム「KB3146706」を選択して「アンインストール」を押し、アンインストール開始します。
  4. パソコンの再起動が必要な場合は、再起動してください。