青山学院情報システムポリシー
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(2011年10月28日次期ICT戦略策定委員会承認)
ポリシーの構成
青山学院情報システムポリシーは、以下に示すとおり、すべての情報システムに適用される「基本ポリシー」と、情報システムの特性により適用される3つの「目的別ポリシー(公共性の高いインフラストラクチャーを構築するためのポリシー・高い教育効果と創造的環境を提供するためのポリシー・効率的かつ安定的に業務を遂行するためのポリシー)」により構成される。
基本ポリシー
青山学院の情報システムは、青山学院情報セキュリティポリシーをふまえ、情報システムが使用される活動の特性と親和性があり、費用対便益にも考慮されているものとする。
目的別ポリシー
公共性の高いインフラストラクチャーを構築するためのポリシー
- 公共性(不特定多数のシステムとの接続性)の高い情報インフラストラクチャーの確立を目指す。
- インフラストラクチャーを構成しているハードウェア・ネットワーク・データベース・基本認証などにおいては、可能な限り共通化を図る。ただし、共通化によって公共性が損なわれる場合はこの限りではない。
- 堅牢なシステムを維持しつつ、教育研究・事務サービスの新たなニーズに対してスムーズに対応できるような運用方法を確立する。
高い教育効果と創造的環境を提供するためのポリシー
- 教育研究システムなどのように創造的環境の提供に寄与する情報システムは、創造的活動の成果を高めることを目指す。
- 必要以上に冗長性を持たせることはしないなど、創造的環境の提供にとって資源の利用効率や利便性が過度に低下することのないようにシステムの導入・運用を行う。
- システム利用上のリスクについては、創造的活動の水準を確保できる最低限の保証にとどめる。このことにより得られた各種資源は、創造的環境の提供に貢献する情報システムの実現に振り分ける。
効率的かつ安定的に業務を遂行するためのポリシー
- 事務サービスに関わる情報システムを構築する際には、安全性が高く統率の取れたシステムの実現を目指す
- 負荷の増加や運用の変更も考慮し、幅広く対応でき、安定稼働する堅牢なシステムの構築を目指す。
- 業務のサービス向上と効率化を実現できるシステム作りを目指す。システムコストならびに、ユーザの業務コストまでを含めたTCOを重視する。
ポリシーの適用
情報システムを導入・運用する際には、システム導入を行う担当部署・部門が、目的別ポリシーのうち、いずれのポリシーを適用するのがふさわしいかを判断し、そのポリシーに沿ってシステム導入を行う。
ただし、情報システムの特性によって、かならずしも唯一のポリシーを適用できない場合もある。この場合には、導入システムへのそれぞれのポリシーの適用範囲を明確にしたうえで、複数のポリシーに基づいたシステムの導入・運用を行う。
なお、他の情報システムと連携する場合は、関連部署との調整を行い、関連部局の了解を得たうえでその情報システムに適したポリシーを適用する。
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