GoogleFormでレポートを収集する方法
GoogleFormsには、回答者がファイルをアップロードできる機能があります。この機能を使うことで、学生のレポート回収をGoogleFormsで行うことができます。
なお、このやり方でレポートの回収を行う場合は、回答者(学生)はGoogleアカウントを取得している必要があります。
GoogleFormsを準備する
GoogleDriveにアクセスし、フォームを新規作成します。新規のフォームは、右上の「新規」ボタンをクリックし、「その他」から「Googleフォーム」を選択します。
最初のセクションの「フォームのタイトル」と「フォームの説明」を入力します。ここでは、フォームのタイトルに「第1回課題提出」、フォームの説明に「第1回の課題をここに提出してください」と入力しています。
質問セクションの部分で、右側の回答形式の選択から「ファイルのアップロード先」を選択します。
以下のような注意書きが出てくるので、「次へ」をクリックします。この注意書きの通り、GoogleFormsでファイルアップロードを行うためにはGoogleアカウントが必須となります。
質問項目を編集します。この図では「ファイルをアップロードしてください」と記載しています。
特定のファイル形式のみアップロードを許可する場合は下図のようにチェックを入れ、どの形式のファイルを許可するか選択します。ファイル形式関係なく提出を認める場合は、このチェックはオフにします。
一度に提出できるファイルの最大数を指定します。ファイルの最大数は、1、5、10のうちどれか1つから選択できます。
1ファイルあたり提出可能な最大ファイルサイズを指定します。ファイルサイズは 1MB, 10MB, 100MB, 1GB, 10GBの5つから指定します。
氏名を入力する欄など、他に入力を求める質問を適時追加します。
フォームの設定
フォーム項目の作成が完了したら、共有権限などの設定を行います。フォームの編集画面の「設定」から設定画面を開きます。
設定項目で、「青山学院大学 と信頼できる組織のユーザーに限定する」の項目にチェックが入っている場合は、学生はファイルをアップロードできない可能性があります。学生が個人で取得したGmailアカウントからのファイルアップロードを許可する場合は、このチェックを外します。
Googleアカウントログイン時のメールアドレスを収集したい場合は、「メールアドレスを収集する」の項目にチェックを加えます。
フォーム全体の容量を指定します。ここで指定するサイズの上限を超えると、フォームからのアップロードができなくなります。サイズは1GB, 10GB, 100GB, 1TBから指定します。
共有リンクを取得する
右上の「送信」ボタンを押します。
送信方法の項目で、真ん中のクリップのアイコンのボタン(リンクを共有するボタン)を選択します。
表示されるリンクをコピーします。右下の「コピー」ボタンを押せばコピーすることができます。「URLを短縮」にチェックを入れると短縮URLを取得できます。
コピーしたURLはCoursePowerなどに掲載することができます。
提出されたファイルの回収
GoogleDriveで、作成したフォームと同じフォルダ内に自動的にフォルダが作成されます(フォルダ名は「フォームのタイトル(File response)」です)。提出されたファイルは、そのフォルダの中に保存されます。
また、フォームの編集画面の「回答」を表示し、右上にあるスプレッドシートのアイコンをクリックすれば、フォームへの回答をスプレッドシートに記録されますが、この時提出ファイルについては、各ファイルへのリンクが記録されます。
このスプレッドシートも、作成したフォームと同じフォルダ内に作成されます。
以上で、GoogleFormsを使ってレポートを回収する方法の説明を終わります。